パソコンの起動を速くするならSSD
パソコンの起動速度やアプリケーションの起動速度を上げたいならSSDがおすすめです。
SSDとは「Solid State Disk」の略称で、データの記録にフラッシュメモリを採用している製品を指します。
SSDはフラッシュメモリを採用しているため、ハードディスクと比較するとデータの読み書き(主にランダムアクセス)が速いという特徴があります。そのため、OSやソフトなどをインストールするシステム用のドライブにSSDを採用することにより、起動時間を大幅に短縮することができます。
また、ハードディスクのようにディスクを回転させる必要がないため消費電力が低く、発熱も少なく衝撃にも強くなっています。
いいことずくめに見えるSSDですが、弱点もあります。まず、バイト当たりの単価ではハードディスクのほうが圧倒的に安いです。そのため、市販のパソコンなどではコストを抑えるためにハードディスクを搭載しており、SSDを搭載している製品はほとんど見かけません。
さらに、ハードディスクと比べると書き換え可能回数が少なかったり、データの削除に時間がかかってしまうなどのデメリットもあります。
しかし、最近では急速に改良が進んでおり、価格も下がってきているので、十分選択肢に入るでしょう。特に消費電力が低く、振動にも強いことから、ノートパソコンとの相性は非常に良いです。
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2012年1月25日
カテゴリー:ゲームパソコンの選び方